職務経歴書の作り方

職務経歴書の作り方

昔は、履歴書の中に職務経歴の欄があったので、そこに今まで働いた会社の概要と仕事内容を書くだけでした。しかし、実務経験が重視されるようになり、採用する企業側にとって、職務経歴というのが以前よりも重要なポイントとなっています。そのため、履歴書にある欄だけでは、詳しいキャリアやスキルを記載出来ないために作られたのが職務経歴書です。

職務経歴書は、ただ単に勤めていた会社や部署、仕事内容だけを書くのではなく、仕事の成果なども書くことが出来ます。普通の自己アピールよりも、さらに具体的な成果を元にして自己アピール出来るので、ある意味履歴書よりも採用の合否を大きく左右します。

ただし、いくら自分の才能やスキルをアピールしたいと言っても、やたらとごちゃごちゃ書くのは良くありません。仕事内容ひとつ取っても、ありとあらゆることを盛り込むのではなく、ポイントを絞って書くことが大事です。例えば、フランチャイズチェーンの飲食店の運営部で仕事をしていた場合だったら、確かに仕事内容は多岐にわたります。お店の立ち上げから、アルバイトの教育、シフト管理、お店の売上管理、販売促進、商品の受発注など、いろんな仕事を経験していると思います。

ただ、こういったことを細かく書いていくと、見る側からすると、「何が秀出ているのか」が分かりません。それよりも、この中でも自分が一番得意とすること、プロジェクトへの成果を簡潔に書く方が、自己アピールに繋がります。つまり、職務経歴書の作り方は、自分が本当にしてきたことと、それによって得たスキルや成果を絞ることが大切ですね。

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